Corporate Principle 経営理念
当社の経営理念(Corporate Principle)は、
「使命 ミッション」「経営姿勢 ポリシー」「行動基準 バリュー」の
3つの要素で構成されています
当社の経営理念(Corporate Principle)は、
「使命 ミッション」「経営姿勢 ポリシー」「行動基準 バリュー」の
3つの要素で構成されています
使命 ミッション
「使命」は、当社は何のために存在するのか、事業を営んでいく目的は何か、果たすべき使命な何か(どういう価値を社会に提供するのか)を表したもので、経営理念の根本となるものです。
Read more経営姿勢 ポリシー
「経営姿勢」は使命を果たしていく上で、当社がそれぞれのステークホルダーに約束し、実行していく経営の基本となる考えを9つの項目で表したものです。
Read more行動基準 バリュー
私たちが大切にする価値観であり行動の基準「行動基準」は当社で働く社員が日々の業務で常に実践を心掛けることを16の行動基準で表したものです。当社社員(事務職ほぼ全員)が意見を出し合い作成しました。
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ミッション(使命)は、当社は何のために存在するのか、事業を営んでいく目的は何か果たすべき使命な何か(どういう価値を社会に提供するのか)を表したもので、経営理念の根本となるものです。
昨今ではパーパスという言葉を使うことが多いですが、当社ではミッションとしています。
ミッション MISSION
当社は、国際物流のポータル・カンパニー(Portal Company)として、安全、確実、丁寧をモットーに、お客様から満足と信頼をいただけるサービスを提供し、物流と社会の未来に貢献します。その実現に携わるすべての従業員とその家族が誇りを持てる企業であり続けます。
「ポータル・カンパニー(Portal Company)」は、ポータルサイト(インターネットの入り口)から取った造語です。Portalはport(港)の派生語で、「玄関」や「入り口」を意味します。
港を起点として日本内外のお客様をつなぐという当社の事業領域を、”国際物流のポータル・カンパニー(Portal Company)”という言葉で表現しました。
物流企業としての基本である、”安全、確実、丁寧”を決して忘れることなく、すべてのお客様に満足と信頼をいただける高品質のサービスを提供します。”未来”という言葉に将来にわたり会社が存続し、貢献し続けるということ想いを込めました。上述の実現に携わることで、従業員とその家族は会社に”誇り”を持つことができます。
その結果、従業員とその家族の物心両面の幸福(ウェル・ビーイング)が実現できると信じています。
ポリシー(経営姿勢)はミッション(使命)を果たしていく上で、当社がそれぞれのステークホルダーに約束し、実行していく経営の基本となる考えを9つの項目で表したものです。
価値創造
たゆまぬ創意工夫に努め、優れた自社アセットと幅広いネットワークを活かし、お客様のニーズに合う質の高いサービスを適正な価格で提供します。
安全重視
物流に携わる企業として、ルールを守り、安全、無事故を何より優先し、安全確保に努めます。
活力集団
全従業員の人格と多様な個性を尊重し、相互信頼をベースにした、風通しのよい活力ある職場をつくります。
機会均等
真摯で意欲があり、能力を発揮する従業員には、学習と成長、昇進の平等な機会を提供します。
共存共栄
お取引先様と適切な関係を築き、共存共栄を図ります。
公正透明
法令を遵守し、高い倫理観を持ち、公正で透明な企業活動を行います。
変化対応
グローバルな視野に立つ経営を志向し、常に革新を行い、スピード感を持ち、変化に即応していきます。
健全成長
短期的利益と長期的利益のバランスを取りながら成長し、永続的に存続できる会社になります。
環境保全
省資源活動などを通じて資源の有効活用に努め、環境への配慮を十分考えた事業活動を行います。
私たちが大切にする価値観であり行動の基準
「行動基準」は当社で働く役員・社員が日々の業務で常に実践を心掛けることを16の行動基準で表したものです。
当時の社員(事務職ほぼ全員)が意見を出し合い作成しました。
数が多いように思えるかもしれませんが、自分達にとって仕事をする上で共有すべき大事な価値観を漏れないようにと話し合った結果、これだけの数になりました。
当社ではこの「行動基準」を丸暗記して唱和する、といった形だけのものにはせず、成果を生み出すビジネスパーソンになるための実践的なツールとして位置付け、活用しています。そのため、社員一人一人が、日々、自分の行動を「行動基準」に照らして合わせて振り返り、自己観照することで自身の成長に役立てています。
誰に対しても礼儀と敬意をもって接し、何事にも相手の立場に立ち、誠実に真摯に対応します。
16の行動基準はその重要性において順番はありませんが、一番に来る項目はそれなりに理由があります。「これだけは実践してほしい」という意味合いが込められています。「誠実」は人の心と心を繋ぐ架け橋。相手の立場に立って人と誠実に接していれば、深い信頼関係を築くことができます。一人一人に誠実に向き合い、一つ一つの仕事に誠実に取り組む。誠実に人と仕事に向き合っていれば周りはあなたのそういう姿勢、言動、生き方に共感するので、応援される人になれます。
自分の役割と責任を自覚し、主体的に、自ら考え、行動します。
スティーブン・コヴイー著の「7つの習慣」の第一の習慣が「主体的である」です。原著では” Be Proactive. “主体的とは、他人まかせ、状況まかせではなく、自分の意志・判断で行動しようとする態度。主体的であることは自分で人生を選び取る、自分で人生を創っていく、少し大げさに言えば自分の人生の責任を自分で引き受けるということ。「10.自責」とも関係しますが、環境や他人のせいにしないで、自分がコントロールできることに最善を尽くしましょう。
前例にとらわれず、視野を広く持ち、創意工夫につとめ、仕事を改善し続けます。
現状をよしとせず、つねに問題意識を持ってほしいです。問題とは現状とあるべき姿とのギャップ。よって、問題意識を持つ、とは、このギャップを常に意識することに他なりません。課題を自分で見出すということ。「もっと楽にできないか?」「もっと早くできないか?」「もっと便利にできないか?」「もっと見やすく判りやすくできないか?」「もっとコストを抑えられないか?」「もっと仲間に喜んでもらえないか?」「もっとお客様に喜んでもらえないか?」 「もっと」を口癖にあるべき姿を求めて、鳥の目、虫の目で自分の仕事を見つめてほしいです。そうすることで創意工夫の知恵が出てきます。
出来ない理由より、どうやったら出来るかを考え、提案し、実行します。
何かにつけ出来ない理由を山ほど言う人がいますが、たいていの場合、固定観念(できないと思い込んでいる)、怠慢(よく調べも考えもしない)、自己防衛本能(できなかったら怒られるかもしれないのでやらない)、などの後ろ向きの理由です。難しいと思われることでも、何とかできるという気持ちを持ち、色んな角度から物事を眺めてみたり、人に相談してみたりしているうちに、意外と突破口が見つかるものです。
ベストを尽くし、簡単にあきらめることなく、期待を上回る成果を残します。
学校の試験では100点を取らなくても60点や70点でも合格できますが、会社はそうではありません。取れればよしとする点数などないので、つねに全員が100点以上を目指し、ベストを尽くす必要があります。「期待を上回る成果を残す」とは、人に驚きを与えるような成果を上げるということです。過剰品質はいけませんが、お客様や上司が、ああ、ここまでやってくれたのか、やれるのか、と思ってもらえるような仕事をしてほしいです。
失敗を恐れず、困難な課題に挑戦し続ける意欲と気概を持ちます。
絶対に失敗しない方法が一つだけあります。それは何もしないこと。しかし、それでは、得られるものはないし、成長もありません。うっかりすると、それこそ「失敗の人生」を送ることになりかねません。だから、よかれと思うことは、まずはやってみる。どんなことでもやってみなければ分からないです。やってみる、という姿勢が未来を切り開きます。「人がやらないなら、私がやってみせる」。この気概を持ちましょう。
仕事を仲間と共に楽しみ、共に信頼し合い、知恵を出し合い、力を合わせ、成果につなげます。
チームで仕事をする意義は、1+1が2以上になることです。人は一人では生きてはいけないし、一人でできる仕事もありません。信頼をベースにした強いチームからは質の高い成果が生み出されます。そのためには、一人一人が「信頼の残高」を増やし信頼される人になること。そして、仲間への敬意(respect)と感謝の気持ちを忘れないこと。楽な仕事などありませんが、信頼できる仲間とならそれを楽しんでやることができます。
人の意見に耳を傾け、率直な議論によってベクトルを一致させ、決めたことは一致協働して取り組みます。
組織の問題のほとんどはコミュニケーションの問題です。人間関係や仕事のトラブルの多くは、人の話をちゃんと聞いてなかったか、余計な言葉を発することで起きます。チームメンバーは、個々がプロとして自立しながらも、相互依存の関係にあり、メンバー同士が効果的に働くことが出来るか否かで成果は雲泥の差が出ます。そのための最も大切な要素がコミュニケーションです。人の話をしっかり聞くことは、簡単ではありませんが、人は自分の話を聞いてくれる人を好きになります。また、発信は、文章にしろ、言葉にしろ、受け手の関心、期待を常に考えて行うことが肝要です。
ミスや失敗を含め大事な情報はオープンにして共有化、問題解決能力を高めます。
人はミスをする、失敗をする生き物。大事なことはそういう前提で、どうすればミスや失敗を防ぐことができるのかという未然防止策を考え、方策を講じておくこと。それでも人間ですからミスや失敗は起きることがあります。その場合の大事なことはリカバリー。対処の仕方が明暗を分けます。都合の悪いことを隠し立てせず、起こったことは起こったこととして、早く、ありのままに伝え、皆で最善の対策を施す。これが結果として個人と会社を救うことになります。
問題を他人や環境のせいではなく、自らに原因があるという謙虚な気持ちと反省心を大切にします。
物事がうまく進まないと、人のせいにして人を責めたくなることもあります(他責)。しかし、その原因は、おおむね自分の中にあることが多いです。「こうなったのはお前のせいだ」「あなたが悪い」と相手を指す時、相手に向かっているのは人差し指だけで、親指を除く残りの指は、自分を指しています。「上司が悪い」「部下が働かない」「経営環境が悪い」と言いたくなりますが、単に自分の力不足、技量不足から来ていることが多いです。「あなたのせいだ」と相手を責めたくなったとき、その指先を自分に向けてみよう。それが問題解決と成長への近道。
あらゆることを学びの機会とし、物事を素直に捉え、自己研鑽に励み、昨日より今日、今日より明日、と成長します。
松下幸之助さんが一つだけ経営者に必要な素養は何かと問われれば、それは「素直さ」と言っています。物事を素直に捉えるのはそれだけ難しいです。人はつねにプライド、先入観、利害などに囚われているので、どうしてもそうしたフィルターを通してしまいます。人の成長は自分が正しい、相手が間違っていると思った瞬間から止まります。だから、本当に仕事が出来る人は、たとえ自分の考えと異なっていても、いったんは相手の意見を素直に受け止める。「それもあるかもしれない」と。この姿勢によって、相手を協力者にさえ変えることもできます。素直は得です。
時間を大切にし、無駄をなくし、コスト意識を持ち、仕事の生産性を高めます。そのために、重要性と緊急性に応じて優先順位をつけ、やるべきことに集中します。
日本の生産性の低さは大きな課題です。経営資源の人・物・金は大企業が有利。しかし、「時間」だけは皆に平等。一日は誰にとっても24時間。だからこの時間をどう使うかで仕事の成果、人生のあり方がまったく変わります。重要性と緊急性のマトリックスにおいて、重要かつ緊急なことは、黙っていても動きます。問題は重要だけど緊急でない案件。仕事もプライベートも根本の課題はここにあることが多いです。一つでも二つでもこの領域に手を付け、計画的に実行していきましょう。
目的を考え、「なぜ」を繰り返し、物事や問題の本質をとらえる努力をします。
仕事をするときに「目的」をしっかり考えていますか?目的とは「何のために」ということ。目的が伴わなければ、それは仕事ではありません。また、目的と目標の違いが分かりますか?目的とは「何のために」、目標とは「何を目指すのか」ということ。あなたは何のために仕事をしているのか?あなたは何を目指して仕事をしているのか?表面的な上っ面だけの仕事をするのではなく、思考し、深堀して、仕事をつき詰めてほしいです。そうすることで、本質や実相に迫ることができるので、仕事に面白みを感じることができると思います。
身の回りの「整理・整頓・清掃」を徹底し、職場環境を整えます。
整理(Seiri)、整頓(Seiton)、清掃(Seiso)で3S、清潔(Seiketsu)と躾け(Shitsuke)を加え5S。3Sはあらゆる仕事の基本。単にきれいにするのが目的ではありません。この活動により、不要なものがなくなり、必要なものだけになるので、「見える化」が進み、仕事にムダがなくなり、生産性、効率が上がります。また、現場は安全性が向上します。「整理」とは、いるものといらないものを分け、いらないものを捨てること。「整頓」とは、必要なものを、必要なときに、必要なだけ取り出せる状態にすること、ものを置く定位置を決めることです。
お客様の大事な貨物を預かる者として「安全・確実・丁寧」に心を配り、決して事故は起こしません。
当社は、車両、倉庫を持ち、お客様の大事な貨物を預かり、動かす物流企業です。事故の危険は常に隣り合わせにあり、安全が何よりも優先することを全社員が認識せねばなりません。
法令遵守はもとより、職場ルールと規律を守り、社会人として良識ある行動をします。
規律ある組織は、凛とした空気が漂います。目標達成にむけて全員が一丸となって仕事に取り組んでいる、皆が自分のやるべきことを判っている、自制心が強く、やると決めたことは断固してやるなど。一方で規律のない組織は逆です。目標未達が常態化、目標が達成されなくてもチームも個人も平気、言い訳がまかり通る、遅刻をする、納期に遅れる、電話が鳴りっぱなし、そういうことがあっても誰も注意しない。細かいルールや規則を設けて管理しても、規律ある組織になりません。むしろ逆。管理とは人の行動を規制すること。規律がない組織は、管理が増え、官僚組織となります。規律があれば、管理は不要。16個の行動基準は煎じ詰めれば、規律ある組織・職場の実現が目的といってもよいです。
国際物流についてお役立ち情報をまとめましたので、是非、ご活用ください。